第79回 「大豆パワーで体も元気


   日本人にとって大豆は古くからなじみ深い食べ物です。豆腐や納豆、味噌、醤油など様々なものに加工され、多くの食卓で愛されています。そして近年、大豆は味や多様な用途だけでなく、大豆に含まれるたくさんの成分が健康に関わっていることが注目されています。

冷奴  大豆のタンパク質は植物性タンパク質でありながら、
 牛乳・  鶏卵・牛肉など動物性タンパク質と同等の栄養
 価を持っている  ため「畑の肉」と呼ばれています。血
 中コレステロールの上昇  を抑えたり、メタボリックシンドローム改善に効果があること  がわかっていますし、大豆ペプチド(タンパク質の成分)は血圧の上昇抑制・肥満対策・抗酸化作用などの成人病対策に加え、脳のリラックス・疲労回復・筋肉再生などの効果があることがわかってきました。

  また、大豆イソフラボンは構造が女性ホルモンに似て味噌汁
いて、同様の作用があることがわかっています。乳がん
・子宮内膜がん・前立腺がんの発症を抑える作用、血液
コレステロールを低下させる作用などさまざまな作用が
あります。女性にとってさらにうれしい作用に、美白作用、保湿性の向上といった肌の美容効果、生理不順の改善なども認められている女性の味方でもあります。

  他にも、大豆オリゴ糖はビフィズス菌の増殖にも一役かっています。ビフィズス菌は腸内の善玉菌の一つで、ビタミンB群の生産、腸の蠕動運動の促進、免疫力の向上、発ガン物質の分解等をしてくれています。

  このように、大豆は生活習慣病の予防・改善だけでなく、健康維持にも役立つ素敵な食べ物です。何事も取り過ぎは禁物ですが、バランスを見ながら、健康成分の宝庫、大豆を毎日の生活にとりいれてみてはいかがでしょう。