第75回 「旬のしじみで二日酔い予防!


 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

  お正月はいかがでしたか?ついつい飲みすぎあったかいしじみ汁て二日
酔いに悩まされた方もあるのではないでしょうか?二
日酔いにはしじみ汁と言われるほど、古くから『しじ
みは体に良い』とされており、また日本人にとって貴
重なたんぱく源でした。しじみの旬は夏と冬にあり、
それぞれ土用しじみ・寒しじみと呼ばれます。特に寒
シジミは秋に貯えたグリコーゲンと冬の冷たい水温で
引き締まり、クセのない味となります。味噌汁に入れ
ると懐かしい土の香りと濃縮された貝の味。寒さの厳
しい季節にいただくと心から温まる感じがしますよね。

  しじみには、肝臓を助ける3つの機能性成分が認められています。1つ目の『タウリン』は、コレステロール値を下げ、肝機能を強化します。2つ目の『オルニチン』は、弱った肝臓を保護し、肝臓内でのたんぱく質合成やアンモニア代謝に関与し、肝臓の働きを助けると言われています。3つ目は『ベタイン』。甘みやうまみを感じさせるもので、これも肝臓をいたわる働きが報告されています。また、鉄分とカルシウムの含有量は、貝類のなかでトップクラスです。しじみの身に含まれるたんぱく質、レクチンなどが作用し、肌や喉の強化、免疫力の強化など体の中に入ってこようとする菌も防いでくれます。

  しじみは、味良し・体に良しと私たちの体にとって嬉しいパワーを秘めた食材なのです。しじみといえば味噌汁が定番ですが、あさりなど魚介類の料理法をアレンジして、さまざまな楽しみ方ができます。旬真っ盛りのしじみをたっぷり食べて、肝臓をいたわりましょう。