第73回 「世界糖尿病予防デー

1114日は世界糖尿病予防デーです。世界各国の名所が、糖尿病の撲滅と啓発運動のシンボルカラーであるブルーにライトアップされ、国連および主要国で、糖尿病の予防・治療・療養を喚起する啓発のためさまざまなイベントが開催されます。みなさんはご存じでしたでしょうか?

   現在、糖尿病は世界人口の56%(約19,000万人)にもなり、2025年には38,000万人に達すると予測されています。特に、アジア、中東、アフリカ、南アメリカでは、現在の2倍の人が糖尿病になると試算されています。こうした現状から、国際連合は2006年「糖尿病の全世界的脅威を認知する協議」を国際会議で採択し、1114日を「世界糖尿病デー」に指定しました。

   日本では糖尿病が強く疑われる人や可能性を否定できない「予備群」が、合わせて2,210万人と推計されることが、厚生労働省の「2007年国民健康・栄養調査」で分かりました。特に糖尿病が疑われる人は、10年前と比べ約1.3倍に増え、増加ペースが加速おり、40歳以上では3人に1人が糖尿病または糖尿病予備軍の割合になるとされています。一般的には死に至る病気という認識は低いですが、世界では年間約380万人以上もの人が、糖尿病の引き起こす合併症などが原因で死亡しています。これは世界のどこかで、10秒に1人が糖尿病に関する病気で亡くなっている計算になります。
運動しましょう!
   糖尿病は怖い病気ですが、一方で運動や食習慣等によって予防・進行抑制が可能な病気でもあります。この世界糖尿病デーを機会に、まずは自分自身の生活習慣を振り返り、出来ることから一つひとつ改善していきましょう。