第68回 「爪は健康のバロメーター

   爪は身体の中で健康状態がわかる部分の一つ。爪
は皮膚の角質層が変化したもので、ケラチンという
たんぱく質でできています。成人では1日に約0.1mm
伸び、約5ヶ月で生え変わるものなので、異常があれ
ばその部分が作られた時期の健康状態がわかります。
爪に気を配るということは、体調管理や病気の早期
発見につながります。自分の爪の状態をチェックし
てみましょう。


<爪の色>

白色っぽい

貧血・肝臓病の疑い

赤色っぽい

脳血栓や心筋梗塞、多血症の疑い

黒紫色っぽい

悪性貧血、腎臓病、肝臓病、心臓病、肺疾患、膠原病の疑い

黄色っぽい

爪甲剥離症、カロチン血症、黄色爪症候群、爪白癬(つめはくせん=爪の水虫)の疑い

緑色っぽい

緑膿菌など細菌に感染した疑い



<爪の表面>

横筋がある

体調不良、栄養不良、精神的なストレス、不規則な生活、皮膚病、糖尿病などの慢性疾患、高熱の疑い

縦筋がある

ダイエットによる影響、加齢など

爪半月がある

爪半月が見える、見えないは生まれつき。見えなくても不健康ということではありません



<爪の形>

爪の真ん中がへこんで先が反り返っている

鉄欠乏性貧血・甲状腺機能亢進症などの疑い

爪の中央がふくらんでいる

COPD(慢性閉塞性肺疾患)・肺がん、心臓病の疑い

点状のへこみが複数ある

乾癬(かんせん)などの皮膚病の疑い