第67回 「乳がん検診、受けてますか?

「乳がん?私はならないから大丈夫!」なんて思っていませんか?現在、日本人女性の20人に1人が乳がんにかかると言われており、働き盛り年齢(3064歳)のがん死亡原因のトップになっています。早期に発見されれば約90%の人が治る病気にもかかわらず、毎年約1万人もの人が亡くなり、その数は年々増加しています。乳がんの急激な増加には、食生活やライフスタイルの変化によるエストロゲン(女性ホルモン)の分泌の変化が影響していると考えられています。次の危険因子に当てはまる方は要注意です。

<乳がんの危険因子>

@40歳以上である
A
30歳以上で未婚である
B初産が
30歳以上である
C閉経年齢が
55歳以上
D肥満傾向にある(特に
50歳以上、標準体重の
   20
%以上)
E良性の乳腺疾患にかかったことがある(特に増
  殖性、異型を伴うもの)
F家族(特に母、姉妹)に乳がんにかかった人がいる
G乳がんにかかったことがある


 上記に何も当てはまらない人も安心ではありません。欧米では閉経後に発症のピークがあるのに対して、日本では2030代の若い世代にも広がっており、幅広い年齢層で増加しているのが特徴です。

   現在厚生労働省が定める乳がん検診は、40歳以上に対して2年に1回のマンモグラフィー検診となっていますが、日本の乳がん検診受診率は10%程度と低いのが現状です。自分で発見できる可能性のある病気ですから、“芽”のうちに摘み取るためにもセルフチェックを習慣にし、そして自治体や職場の検診を受け、自分の乳房と命を守りましょう。