第65回 「その膝の痛み、どうしてます?

   暖かい日が増えてくる3月、ちょっと体を動かしたくなる季節がやってきました。しかし、何か運動を…と思っても“膝が痛くて”と膝の悩みを抱えて断念する方は多いようです。


      膝関節痛の原因は、立ったり、歩いたり、座っ
 たりの動作を繰り返すことで、少しずつ膝に負担
 がかかることにあります。年を重ねるとともに軟
 骨が磨耗して動きが悪くなったり、削られた軟骨
 の欠片が骨の間に入り込んだりして痛みを生じる
  のです。


   しかし、痛いからと言って、まったく体を動かさ ないのは脚にとっても不健康なこと。運動で膝関節を曲げ伸ばしすると、軟骨の中に“栄養剤”である関節液が入り込み、老廃物が排出されるので、関節軟骨の新陳代謝を活発にすることができます。それが、痛みの緩和につながるのです。まずは、「痛いこと」はしない、「痛くないこと」は積極的に体を動かしてみましょう。

  運動をする時の注意点は

   @  痛みが強いときは行わない…痛みを我慢して行うのは、効果がな
    いどころか、かえって膝を痛める危険もあります。痛みが和らい
    でから、自分の出来る範囲で運動するようにしましょう。

   A  膝を強く曲げる運動はしない…思うように曲げられないからとい
   って無理に曲げてはダメです。無理なく曲げられる、自分に合った
   痛みのない範囲で行いましょう。

  
膝が痛いのは“年のせい”ばかりではないかもしれません。まずは、病院を受診して、膝の状態をみながら運動をしてみてはいかがでしょうか?