第58回 生姜パワーで夏を乗り切ろう

   夏真っ盛りの今日この頃。とかく冷たいものを食べたり飲んだりして、胃腸の働きを低下させたり、夏バテをしたり、また冷房病で冷えが気になるなど、そろそろ夏の疲れが出てきてはいませんか?こんな時にお勧めなのが「生姜」です。

   生姜は料理の主役として使われることは少ない食材ですが、脇役としてなくてはならない存在ですよね。カロテン、ビタミンB1、B2、C、カリウム、カルシウム、ナトリウム、マグネシウム、鉄分などが含まれています。また生姜の辛み成分のショウガオール、ジンゲロン、カプサイシンや、香り成分のシオネール、ジンギベロール、シトラールなど400種類以上もの成分の相互作用によって薬効が生み出されます。特に辛み成分には、老化の原因となる活性酸素から身を守る抗酸化作用が強く、殺菌や食欲増進、新陳代謝の力を高めて血行を高めカラダを温める作用があると言われています。香り成分には胃液の分泌促進、発汗などの作用があり、夏バテや冷え性などの改善・緩和の作用があると言われています。

あつ〜い!
   最近の研究ではエネルギー代謝に関わり、糖質よりも脂質の燃焼を盛んにさせ、血糖値の低下にも有効であることなどが報告されており、メタボリックシンドローム対策にも注目されています。

   生姜は英語で「ginger(ジンジャー)」と言いますが、他に元気という意味もあります。まさに身体全体を活性化させ、免疫力を高め、万病を癒す万能薬と言えるでしょう。生姜のパワーをしっかり取り入れて、暑い夏を乗り切りましょう!