第48回 体にやさしい果物
りんご
   秋は果物がおいしい季節。夕食後テレビを見ながら、旬の果物を食べたいものです。しかし日本では年々果物を食べる人が減ってきており、今や先進国では最低水準で、特に2030代では極端に低くなっています。今回は体にやさしい果物について、お話したいと思います。

   果物にはビタミンミネラル食物繊維が豊富で、体内に存在する余分なナトリウムを体外へ排出させる働きのあるカリウムが多く含まれています。また、疲労回復高血圧予防発ガン抑制口臭予防などの効果もあります。

   最近の果物は糖度の高いものが多いですが、この甘さは果糖によるものです。果糖は消化吸収がとても早く、エネルギーを効率よく摂取できるため、朝食に加えると頭や体をすっきり目覚めさせてくれます。しかし血液中の中性脂肪を増加させやすく、糖の代謝を悪化させてしまうので、夕食後たっぷり食べると脂肪に早変わりしてしまいます。

   果物は一日に200g程度が適量だと言われています。200gの目安は、なし1個、りんご1個、みかん2個、ぶどう1房(デラウェア等の小粒系は2房。巨峰等の大粒系は2分の1房)、柿2個。ドライフルーツやシロップ漬けになっている缶詰の果物、果汁100%のジュースは食物繊維が少なく、糖分も多いので注意が必要です。体によいからといって食べすぎては逆効果になるので、毎日適度な量をとることが大切です。

               

  この秋から、果物を上手に生活に取り入れましょう。ただ「果物だから大丈夫」と安心せず、食べる量と時間には気を配って、おいしくかしこく食べたいですね。