第46回 熱中症にご注意を。

記録的な猛暑が続く昨今、心配になるのが「熱中症」です。78月は熱中症で病院に搬送される人が後を絶ちません。

   熱中症とは、気温が高かったり、湿度が高くなったりすることによって、体温調節機能がうまくいかずに健康障害を引き起こすものです。「屋外に出ないから大丈夫」というものではなく、国立環境研究所によると、室内(住宅内)での発生が約20%以上、というデータもあります。猛暑下の作業やスポーツ時の注意はかなり浸透していますが、日常での熱中症の危険性はあまり知られていないのではないでしょうか?若い世代に比べて高齢者は@汗をかくなどの体温調節能力が低下しているA暑さを感じにくいB体の水分が失われても喉の渇きを感じにくいという理由によって熱中症にかかりやすく、気づかない間に室内で熱中症を発症する場合があります。特に、肥満や高血圧・糖尿病などがある場合には、発汗が多くなり、脱水症状になりやすい傾向にあります。

急いで搬送!
   熱中症を予防するためは、第一にこまめに水分を補給することです。水分といってもアルコールには利尿作用があるため、脱水症状の原因になってしまうので、水分補給には向きません。また「水やお茶を飲んでいるから大丈夫」と安心するのも禁物です。熱中症を予防するためには、「塩分」が必要なのです。スポーツドリンクを利用するほかに、水やお茶と一緒に塩分を含む梅干しや漬け物などを食べることも効果的です。また高温多湿の環境はできるだけ避け、帽子、薄い衣服を着用し、真夏の強い日差しをさえぎる工夫が大切です。温度計をこまめに見ながら、体調を整えましょう。