第44回 ブルークローバー・キャンペーン
キャンペーンパンフ
     みなさんは、このキャンペーンを
   ご存じですか?これは、前立腺がん
   の早期発見・早期治療の大切さを伝
   えるために、90年代にアメリカでス
   タートした運動です。前立腺がん
   アメリカで最も多いがんで、男性の
   がん罹患率1位、死亡率は  肺がんに
   ついで2位を占めている状況です。
   今回は第3日曜日の父の日に向けて
   前立腺がんについて取りあげたいと
   思います。

 前立腺がんは中高年の男性に多くみられるがんで、以前の日本では非常に少ないがんでした。しかし高齢化や食生活の変化などにともなって、近年急増する傾向にあり、50年前と比べると死亡率は17倍にもなっています。そして2020年には、前立腺がんの罹患者数は肺がんについで第2位になると予測されています。

 前立腺がんは他の臓器のがんと違い、進行がゆるやかな上に、効果の高い治療方法が多いため、早期に発見すれば治りやすいがんです。しかし初期にはがん特有の症状がないため、知らないうちに転移することも起こりえます。症状のない早期のがんを発見するために広く行われているのが、「PSA(ピーエスエー)検査」と呼ばれている血液検査です。少量の血液だけで検査ができ、前立腺がんのスクリーニング検査として有効ですので、この検査をがん検診として実施する自治体も増えてきています。男性は50歳を過ぎたら、また家族に前立腺がんの方がいらっしゃる場合は、40歳を過ぎたら、毎年1回はPSA検査を受けることをお勧めします。

    ブルークローバーという花があります。花言葉は「約束」。大切な家族のために、そして何よりも自分自身のために、年1回PSA検査を受ける約束をしませんか。