第40回 「一無・ニ少・三多のこころ」

   脳卒中が多発するこの寒い時期。毎年2月1日から7日は、「生活習慣病予防週間」です。皆さんはご存知でしたか?今年のスローガンはウエストのサイズダウンで健康アップ!」と決まり、生活習慣病予防の意識の普及に役立てていくよう取り組まれています
メタボリックシンドローム
   肥満はあらゆる病気のもとと言われていますが、今や日本だけでなく全世界で増えており、肥満の増加は将来的に健康や医療の問題を引き起こし、重大な経済的脅威となると世界保健機構(WHO)が発表しています。世界60億人の人口のうち、20億人以上が肥満か太りすぎ、また世界の5歳以下の子どもでは2,200万人以上が、学童期の子どもでは1億5,500万人が太り過ぎという驚きの調査結果でした。つまり子どもの頃から、命に関わる多くの生活習慣病のもとを背負っているということです。

    そこで皆さんに紹介したいのが『一無・二少・三多(いちむ・にしょう・さんた)』。一無とは一つのことを無くすことで、「無煙(たばこを吸わない)」。二少とは二つのことを少なくすることで、「少食と少酒」。三多は三つのことを多くすることで、「多動と多休と多接」を意味します。つまり、百害あって一利なしのたばこからは縁を切り、食事は腹八分目、百薬の長と言われるお酒はたしなむ程度。そしてよく運動し、しっかり休息をとり、趣味を持ち、多くの出会いを楽しんで、精神面など心の充実を図るということです。これらの守る項目が多くなればなるほど、生活習慣病を予防・改善することができます。ご自分やご家族が健康で楽しい生活を送るためにも、今日から『一無・二少・三多』を少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。