第4回 「男だけの気になる話」
挿絵(トイレ)
 「最近おしっこが近い!」「夜中に何度もトイレに行きたくなる!」という悩みをお持ちの男性の方、いらっしゃいますか?
 年配になれば誰もが少なからず体験されることかもしれませんね。

 そこで、50才を過ぎたらちょっと気になるのが「前立腺」。

 これは男性だけがもっている臓器です。

 前立腺は、ほぼクルミ大で膀胱のすぐ下に位置しており、精液の成分の一部である前立腺液を分泌している器官。

 通常、前立腺は生まれてからだんだん大きくなり、だいたい20才ぐらいまでに20グラムぐらいになります。そして40〜50才を超えると前立腺の萎縮が一部で始まります。

挿絵(飲みすぎ注意) しかし「50才を超えたなあ」という頃より三分の一近くの人に前立腺の肥大が見られます。これが前立腺肥大症とよばれるものです。

 肥大した前立腺が尿道を圧迫、そのために尿道が狭まる。そして自覚症状として頻尿、特に夜間にトイレに行くために再三起きる、尿線がほそくなる、おしっこが出にくくなるといった事がでてきます。この前立腺肥大症ははっきりした原因はよくわかっていないのが現状。

 しかし、加齢や環境、生活習慣などの様々な要因が考えられているので、日常生活に注意し少しでも発症や悪化を防ぐよう心がけていただきたい。

要因の例 @刺激の強い食べ物 Aアルコールの飲みすぎ
Bバランスの悪い食事 C便秘
D運動不足 E下半身の冷え
F長時間の座位 G水分のとりすぎ
H排尿の我慢 I過度なセックス
J不規則な生活 など。


 これは、なんだか前立腺肥大症だけとは限らない。
挿絵(バランス悪い食事注意) 生活習慣病といわれているものの予防にも繋がることです。
 やっぱり何でも、ほどほどがいいですね。



 さて、次に気になるのが前立腺のがん

 これも天皇陛下や著名人でも発見され、一時話題に上がっていたので記憶に残っていらっしゃる方も多いと思いますが、増加傾向にあります。
 原因は加齢が考えられています。

 このがんは、早期に発見され治療されれば治療の効果があがるので1年に一回は前立腺検査を受けておけば安心。

 厚生連でもオプション検査として、血液でできる前立腺特異抗原(PSA)測定という検査がありますので、50才以上の男性は是非受けてください。

 何よりもあなたと家族の安心のためですもの。
挿絵(安心家族)