第33回 「タバコ病
    


   531日は世界禁煙デーです。愛煙家
ちょっと一服は耳に痛い日かもしれませんね。日頃から
タバコのもたらす健康被害は周知されていますが、加えてタバコのパッケージにも記載されるようになりました。喫煙者なら目にされたことがあるはず。タバコが引き起こす病気は数々あり、これらを総称して「タバコ病」と言われています。

「タバコ病」にも、主流煙(タバコから吸っている煙)で起こるものと、副流煙(タバコから立ち上っている煙)で起こるものに分けられますが、どちらも深刻な健康被害を招く
ものばかりです。では「タバコ病」にどんな
ものがあるかご存知ですか?


  下に挙げた病気の中から主流煙が原因の「タバコ病」を選んでください。

  肺がん 咽頭がん 肺気腫 脳卒中

 動脈硬化 狭心症
    胃・十二指腸潰瘍


 歯周病 精子異常 不妊症 先天奇


   タバコとの関係が一目瞭然のものもあれそうでないものもあったかもしれません。実は、上に挙げたもの全てが「タバコ病」と言われます。タバコに発がん性物質が含まれていることは知られていますが、その他にも有害物質が200種類くらい含まれており、それらが体に悪い刺激を与えることで様々な病気を招いているのです。もちろん副流煙でおこる病気もあり、それもまた深刻です。百害あって一利なしとはまさにこのこと。

 「タバコを吸って何が悪い」との声もあるでしょうが、禁煙支援のために保険適応にもなりました。この日くらいはタバコがもたらす健康被害を考えてみてはどうでしょうか。名前だけの世界禁煙デーでなく、タバコについて真剣に考える一日となりますように。