第3回 「ご存知ですか?小脳梗塞」
挿絵(音符)
いつだったか、「イノセントワールド」や「シーソーゲーム」などのヒット曲で人気の高いグループのボーカルがまだ30代前半だというのに「小脳梗塞」になったためコンサートが中止されたとテレビのニュースで流れていた。

 島根県でも予定されていただけに、当時残念な思いをした方もおられるだろう。


 この脳梗塞は高齢者がかかるものという感じがするが、実はそうとは限らず30、40才代の働き盛りで脳梗塞を起こす方も少なくない。
 脳梗塞は脳出血と同じく脳卒中の一つで日本人の脳卒中の約70%は脳梗塞といわれている。

 脳卒中のうち脳出血は減少傾向なのに脳梗塞は増えている
 脳梗塞は簡単にいえば脳の血管が血栓(血の塊)で詰まってしまうこと。
 「梗」も「塞」もふさがるという意味。


 つまりは、血管が詰まりやすくならないように、素因となる動脈硬化、高血圧、高脂血症、糖尿病を予防する事が大切。
挿絵(ひじき)

 ある日突然に脳梗塞がおきるのではなくて日々の生活が「鍵」というわけである。
 そう、これもやはり生活習慣がもたらす「生活習慣病」と考えられる。



しかし、次のような症状がでたら迷うことなく即、病院へ行くこと!!



警告サイン

1.突然の顔や手足のしびれ、脱力感。右側だけ、左側だけと片側だけの症状。

2.突然の言語の障害。舌のもつれや意志が伝えられない、言葉が理解できない。

3.突然に片目または両目が見えにくくなった。

4.突然にめまいや歩行障害。

5.突然におきる激しい頭痛。

 この突然警告サインの特徴になる。2〜3分で治る一過性のものもあるがこの様な警告サインが出た時は、必ず神経内科か脳神経内科を受診しておく事。

 何はともあれ、自分の身体と時々は対話をして大事にしてやることが大切。

 毎日を酷使しないで時には身体のいうことを内側からじっくり聞いてやりたい。

 さわやかにサラサラといくのは「春の小川」だけではない。目に見えない身体の中もサラサラといってほしいものだ。

    挿絵(木陰)