第125回 「冬至かぼちゃ健康法」

   冬至とは、一年のうちで最も夜の時間が長く、昼の時間が短くなる日のことで、今年は1222日(月)にあたります。冬の天候も本格的になり、日毎に寒さが増していく頃でもあります。みなさん、この冬至の日に、かぼちゃを食べる習慣があることを、ご存知ですか?冬至にかぼちゃを食べる習慣は、江戸時代くらいから始まったそうです。冬至にかぼちゃを食べる由来は諸説ありますが、どれもが冬を乗り切るための知恵という考えで発生したものばかりです。

   かぼちゃ特徴のひとつである黄色い果肉、これは色素の一種であるカロテンによるものです。カロテンは、体内でビタミンAに変化します。風邪などのウイルスは粘膜から侵入しますが、ビタミンAにはその粘膜を強くする働きがあります。また、かぼちゃには、身体の免疫力を高めるビタミンCや、末梢血管の血行を良くする働きのあるビタミンEも豊富に含まれています。

   かぼちゃは夏の野菜ですが、切ったり傷をつけたりしなければ冬まで保存することができます。夏の太陽を浴びたかぼちゃを大事に保存し、風邪が流行したり野菜が不足したりする冬季に食べて栄養補給するとは、先人の知恵の深さに、感嘆しますよね。

   一年中新鮮な野菜を食べることのできる私たち現代人にも、季節の節目を行事食で感じ、健康の大切さや自然の恵みに感謝することは大切ではないでしょうか。寒い冬に向け、かぼちゃを取り入れた栄養バランスの良い食事を心がけ、風邪に負けない身体づくりをしましょう!