第111回 「笑いと健康

  皆様、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。さて、2012年は明るいニュースばかりとはいかず、なかなか厳しい一年ではありましたが、新年を迎えたところでせめて家庭の中だけは笑顔で満たしたいものですね。

  お正月といえば、「福笑い」に「初笑い」と縁起のよい言葉もありますが皆さんのご家庭ではいかがでしょうか。会話して笑う・テレビを見て笑う・ゲームをして笑う…笑いには、いろいろな笑いがありますよね。笑いは楽しい・面白いなどの「感情」をあらわす行動ですが、それだけではなく体にも目に見えない形で変化をもたらしています。

  笑うことで脳が刺激され、脳内の血流量が増加し、脳が活性化することで、ボケ防止や脳疾患予防になります。免疫機能活性化ホルモンが分泌されることにより、免疫力がアップするともいわれています。

  また、強力な鎮静作用をもつ物質が放出されるため、痛みも和らぎます。実際にリュウマチの治療に効果があったともいわれています。
  さらに思いきり笑ったときの呼吸は、深呼吸や腹式呼吸と同じような状態。体内に酸素がたくさん取り込まれるため、血のめぐりがよくなって新陳代謝も活発になります。


  「病は気から!」昔から気力、気持ちが萎えている時には病気になりやすいといわれますが、人は笑うことによって気持ちを明るくしてプラス思考に変換することができ、本来備わった力を充分に発揮できるというわけです。人間の体には自分の力で病を治す、自然治癒力が備わっています。これから一年、大いに笑うことによってこの自然治癒力、免疫力を大いに高め、健康な一年をめざしましょう。