第11回 「じっくり・しっかり・やさしく ブラッシング」

挿絵(歯) 虫歯より怖い病気があることをご存知ですか?大人では虫歯よりも「歯周病」によって歯を失うことが深刻な状況です。
 1999年に行われた厚生省(当時)の調査によると25〜34歳の8割に「歯周病」がみられたということです。そして、年齢が上がるにつれ「歯周病」はもっと増えています。


 「歯周病」は字のごとく「歯の周りの病気」で、その原因は歯と歯の間や歯と歯茎の境目にたまったプラークです。プラークとは歯垢のことですが、ただの垢とは違い細菌の塊で、わずか1mgの中に3億もの細菌がいるというから驚きです。

 「歯周病」はプラークのために歯茎が炎症を起こし、自覚症状の無いまま進行して健康な歯が抜けてしまう怖いものです。

挿絵(歯ブラシ)
 歯周病予防の基本はブラッシング、つまり歯磨き。
 ブラッシングのコツは1本1本の歯とその間、歯と歯茎の間を丁寧にきちんと磨くことです。
 まず、歯ブラシの先端をえんぴつを持つよう力まず持ちます。そして、歯ブラシを直角(場所によっては45度)くらいの角度にあて小刻みにじっくり・しっかり・やさしく1本1本磨くのがコツ。あまり強く磨くと歯茎を傷付けてしまうので、痛くなく気持ちいい強さが適当です。
 寝ている間は唾液が減り歯垢がたまりやすくなるので、夜の歯磨きは特に丁寧にしましょう。

 6月4日は虫歯予防デーですが、この日に限らず毎日のお手入れが肝心です。健康診断だけでなく歯科検診も年間行事にするといいですね。
                挿絵(歯磨き)