第100回 「睡眠をしっかりとりましょう

眠れないよー
   人間は、睡眠をとらなければ生きていけない動物です。座ったり、横になったりすることで体力の回復をはかれますが、脳の疲れは睡眠でしか回復できないといわれています。睡眠が不足すると、脳の前方部分の“前頭連合野葉”と呼ばれる領域の脳機能が低下してしまい、判断力の低下や意欲減退などの症状を引き起こします。睡眠をとることで疲労物質を除去し、日中に活性化した脳を休息させ、心身ともに元気に活動できるようになるのです。

   では「良い睡眠」につながる生活習慣とはどのようなものでしょうか?まずは、規則正しい生活をすることです。徹夜や夜更かしを避け、自分のできる範囲で早寝早起きを心がけましょう。次に食事です。特に朝食は腸内の腹時計を刺激することで体内時計を正しく調節する効果があるので、毎日きちんと摂りましょう。また、夕食は寝る三時間前には済ませましょう。食べ物を消化するには三時間程度かかり、この間、消化器系は活発に活動していることになります。よりよい睡眠のためには極力、睡眠前の食事は避けましょう。もし、どうしても仕事や都合で遅くなる場合は、夕食を少なめに、朝食・昼食でしっかりと食事を摂取するように切り替えてみると良いでしょう。

   お風呂にゆっくりとつかったり、好きな音楽を聴いたりするなど一日の疲れを癒す時間を作ると、良い睡眠を得やすくなります。また、夜寝る前のパソコンや携帯電話の使用は脳を刺激するので、控えたほうが良いようです。

    布団は自分に合ったものを使用していますか?合わない枕は、中途覚醒やいびき、肩こりの原因となり良質な睡眠を妨げることもあります。寝起きに疲れを感じる方は一度、枕の硬さや高さ、布団をかえてみるといいかもしれませんね。